
失敗が怖い?自分で決定する練習をしてみよう
「決めるって、意外と疲れる」
そう感じたことはありませんか?
実は、人が「決める」とき、脳には大きなエネルギー負荷がかかっています。
選択を繰り返すほど、集中力も意志力も消耗していく。
だから、1日の終わりに「何も考えたくない」と感じるのは自然なことなんです。
決めることは「脳の筋トレ」みたいなもの
たとえば、朝の服選び。
「今日は何着ようかな…」と悩むだけでも、脳は“決定疲れ”を起こします。
この小さな疲労が積み重なると、
「もう考えたくない」「誰かに決めてほしい」につながっていく。
でも、だからこそ“練習”が必要なんです。
筋肉と同じで、脳もトレーニングすれば決定の負荷に強くなる。
他人に決めてもらうと、人生の舵を失う
「失敗したらどうしよう」「自信がないから任せたほうが安心」
そう感じることもあるでしょう。
でも、他人に決定を委ねるということは、
人生のハンドルを少しずつ手放していくことでもあります。
他人はあなたの人生の責任を取ってくれるわけではありません。
たとえ善意であっても、あなたの代わりに生きることはできないのです。
そして、もしうまくいかなかったとき、
結局その決定を他人に任せた“自分自身の選択”の結果になります。
だからこそ、「自分で決める」感覚を取り戻すことが大切。
他人任せのままだと、船はどこに進むかわからない。
自分の舵を握り、どんな小さな波にも「自分で決めた」と言える人生にしていきたいですね。
決定は「慣れることができる」
船の操縦も、最初はうまくいかないもの。
波にのまれたり、方向を間違えたりしながら、少しずつ感覚をつかんでいきます。
日常の小さな選択も、人生の大きな決断も同じ。
「決める」ことに慣れていくうちに、
自分の中に“判断の軸”ができていきます。
うまくいかなかった経験も、次の航海の糧になる。
そうやって、少しずつ自分の人生を操縦できるようになっていくんです。
まとめ
自分で決める人生は、たしかに怖い。
でもその代わりに、自由や達成感があります。
他人に任せる人生は、気楽かもしれない。
けれど、どこに行くのかは自分では選べません。
あなたは、どちらの人生を選びたいですか?