「変えられること」と「変えられないこと」を見分ける力
「どうして私だけ、うまくいかないんだろう」
そんなふうに思う時ってありますよね。
私も以前、結婚したいのに結婚できない時期がありました。
いいなと思う人が現れない、出会いもない。
その現実にモヤモヤして、焦って、落ち込んでいました。
でも、あるとき気づいたんです。
“結婚できないこと”にフォーカスしても、何も変わらない。
結婚は2人の出来事だから。
相手がいない時点で、それは「自分だけでは変えられないこと」なんです。
「変えられないこと」に心を奪われない
変えられないことって、実はたくさんあります。
たとえば、相手の気持ち、タイミング、過去の出来事、環境…。
努力ではどうにもならないものも、確かに存在します。
でもね、「自分にできること」に視点を戻すと、
少しずつ心が整っていくんです。
自分にできることは、たくさんある
僕の場合、「結婚したい」という気持ちを否定せずに、
「じゃあ、自分にできることって何だろう?」と考えてみました。
たとえば、
- 外見を整える(髪や肌を丁寧にケアする)
- 姿勢や笑顔を意識する
- 優しい人でありたい、自立した考えを持ちたい
- 出会いの数を増やすために行動してみる
自分の努力で変えられることって、実はたくさんある。
そしてそれを続けていると、いつのまにか“タイミング”が合う瞬間がやってくるんです。
妄想も、大事な練習
「デートでこんな場所に行きたいな」
「休日にこんな時間を過ごしたいな」
そんな妄想って、意外とバカにできない。
それは、“自分がどんな幸せを望んでいるか”を知る行為だから。
たとえば、
「こんな家族構成がいいな」「こんな関係でいたいな」と想像するだけで、
自分にとっての“心地よい未来”が見えてくる。
そして、その想像をしているときの自分が幸せだと気づくこと。
それがとても大切なんです。
「こんな未来になったら嬉しい」と思える気持ちは、
現実を動かすエネルギーになるから。
まだ形になっていなくても、
心の中で“幸せの方向”を感じ取ることが、未来を変えていくんです。
おわりに:焦らず、流れに乗る
変えられないことを無理に動かそうとすると、心が疲れてしまいます。
でも、「自分にできること」に意識を戻すと、
焦りの中にも希望が見えてくる。
コントロールではなく、信頼する力。
それが、人生を少しずつ軽く、やさしくしてくれるんだと思います。
