
メイク嫌いがメイク好きになった話:一体どうして?
「メイクって、なんだか義務みたいで好きになれない」
昔の私は、ずっとそんなふうに思っていました。
学生時代:メイクは“しなきゃいけないもの”
中学・高校の頃は田舎だったこともあり、メイクをしている子はほとんどいませんでした。
せいぜい眉をいじる程度で、半分以上はすっぴん。
「メイクは肌に悪そう」と思いながらも興味はあって、少しずつコスメを集め始めました。
でも、何を買えばいいのかも、どう使えばいいのかもわからない。試してみてもピンとこないまま。
大学に入って「いよいよ必要だ」と感じてメイクをしてみたけれど、思ったほど変わらず、結局ほとんどすっぴん。
眉の整え方も自信がなく、コスメだけが増えていく。
私にとってメイクはずっと「しなきゃいけないもの」でした。
社会人になっても変わらなかった
社会人になってからも、その感覚は続きました。
「とりあえずキレイに見えればいいかな」と思いながら毎日なんとなくメイクをして出社。
仕事に行くのが嫌になった時期には、ほとんどメイクをしなくなったこともあります。
マスク生活も重なって、ますます「やらなくてもいいや」という気持ちになっていました。
婚活をきっかけに一歩を踏み出す
転機は婚活を始めたとき。
「このままじゃいけない」
「モヤモヤしているなら、いっそメイクを習いに行こう」
未来のパートナーに好かれたい、もっと自分を知ってもらえるように間口を広げたい――そう思った私は、勇気を出して数万円のメイクコースに申し込みました。
当時の私は「こんなにお金をかけてもいいのかな?」と不安でいっぱい。
でも、やってみて良かったと思っています。
正直、そのコースだけで大きなスキルがついたわけではありません。
でも、そこでパーソナルカラーに出会い、ファッションのテイストという考え方を知ったのです。
そこから「もっと外見を磨きたい」という気持ちが生まれて、最終的にはファッションを学び、人に広めたくてスクールに通うようになり、今の私につながっています。
メイクって、魔法みたい
スクールで学んだメイクはとても楽しくて、「もっと知りたい!」と別のスクールにも通いました。
そうして少しずつ自分の手でメイクができるようになり、自信がついていったんです。
メイクには色んなバリエーションがあり、カジュアルも、きれいめも、なりたい雰囲気に合わせて、メイクを変えて色んな自分を楽しめる。
そして何より驚いたのが――メイクをすると気分が上がっている自分がいること。
鏡の中に「キレイだな」と思える自分がいる。
しかも自分のメイクなのに。
自信がふわっと湧いてきて、それからはメイクは私の力になりました。
外側から身につける「自信の魔法」
メイクは体裁を取り繕って自分をきれいに見せる方法ではありません。
自分を勇気づけてくれる、外側から身につける「自信の魔法」です。
私がそうだったように、あなたもメイクで「新しい自分の魅力」に出会えるはずです。
ぜひその魔法を、あなたも習得しに来てくださいね。