
似ているけどどう違うの?トラッドとプレッピー
ブレザーやチェック柄、ローファー。
秋が近くなると気になるアイテムですね
ファッション用語で「トラッド」「プレッピー」と言われると、なんとなく似ているように感じませんか?
実はどちらも上品でクラシックな雰囲気を持っていますが、ルーツやニュアンスは少し違います。
トラッドとは?
「トラディショナル(traditional=伝統的)」が語源。
イギリス発祥の伝統的なファッションを指し、大人っぽく落ち着いた雰囲気が特徴です。
代表的なアイテム
- ツイードジャケット
- タータンチェック
- トレンチコート
- レザーシューズ
きちんと感のあるクラシックスタイル=トラッド。
まさに「正統派の大人の装い」と言えます。
プレッピーとは?
「プレパラトリースクール(Preparatory school)」=アメリカの名門進学校が語源。
上流階級の学生ファッションから広まったスタイルです。
代表的なアイテム
- 紺ブレザーにワッペン
- チェックのプリーツスカート
- 白シャツ+セーター
- ローファー
- カーディガンの肩掛け
爽やかで若々しく、スクール感のある装い=プレッピー。
トラッドをベースに、可愛らしさや遊び心を加えた印象になります。
違いを一言でまとめると?
- トラッド=正統派・クラシック・大人っぽい
- プレッピー=トラッドを学生風に崩した、爽やかで可愛い

つまり、トラッドは「正統派」そのもの、プレッピーは「正統派をちょっと着崩したスクール風スタイル」とイメージするとわかりやすいです。
落ち着いた雰囲気で信頼感を出したいときはトラッド。
若々しくフレッシュに見せたいときはプレッピー。
同じブレザーでも、合わせるアイテムや着こなし方で印象が大きく変わります。
まとめ
ファッション診断を受けたあとに大切なのは、ただ「似合う・似合わない」を知るだけではなく、自分がどんなテイストをまといたいかを意識すること。
今日はトラッド?それともプレッピー?あなたの今の気分はどちらですか?
その日のゴールを決めてコーディネートを組むと、毎日のファッションがもっと楽しく、自分らしいものになりますよ。