
チャンスは作業着を着てやってくる
「チャンスは作業着を着てやってくる」という言葉があります。
実際にチャンスが訪れているときって、「これがチャンスだ!」とは思えないんです。
私もそうでした。
婚活のために早めに出かけたある日、電車が遅延して予定よりも時間がかかり、1時間半の道のりが2時間以上に…。
途中で「もう帰ろうかな〜」とさえ思いました。
ようやく会場に着いたときには、早めに着いて余裕を持つはずがギリギリ。
「なんでこんな思いしてまで来なきゃいけないんだろう」と気持ちはどんより。
正直、「どうせ今回もいつもと一緒で、何の収穫もないんだろうな…」とまで思っていました。
でも、その日。
そこで彼と出会ったんです。
振り返ると「あの日が人生の大きな転機だった」と思いますが、その瞬間はただただしんどい出来事でした。
チャンスは後から気づくもの
こういうことって、きっと誰にでもあるんじゃないでしょうか。
嫌な役回りを引き受けた後で昇進につながったり、思いがけず良い人間関係に恵まれたり。
「いやだな〜やめようかな〜帰っちゃおうかな」と思った瞬間が、実はチャンスの入口だった…そんなこともあります。
逆に「この会は絶対にいい出会いがあるはず!」と期待して臨んだ場では、案外何もなかったりして。
人生の面白さって、こういうところに隠れているのかもしれません。
チャンスの兆しに気づくには
大事なのは「嫌だな」「帰りたいな」と思ったときこそ、「これはチャンスの兆しかも」と心に留めておくこと。
その一歩を投げ出さずに進んでみることで、未来を変える出会いや出来事に繋がることがあります。